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8月20日「交通信号設置記念日」。信号の意味が分からず事故多発

2026.08.20 / 話題キーワード: 交通信号設置記念日

赤と黄色が灯る信号機のイメージ写真
写真:Unsplash / Maxim Abramov(イメージ)

この記事の内容

  1. 1931年8月20日、銀座と京橋に
  2. 意味が分からず信号無視が多発
  3. 実は日本初ではない
  4. 「緑なのに青信号」の理由
  5. よくある質問

1931年8月20日、銀座と京橋に

8月20日は「交通信号設置記念日」。1931年(昭和6年)のこの日、東京・銀座の尾張町交差点(現在の銀座4丁目交差点)や京橋交差点など34箇所に、日本初となる3色灯の自動交通信号機が一斉に設置されました。

当時の銀座はガス灯が並び、日本で初めて歩道を備えたハイカラな通り。そこに現れた最新の信号機は、色が変わるたびにベルが鳴る仕組みだったといいます。

意味が分からず信号無視が多発

それまでの交通整理は、警察官の「挙手の合図」や、赤と青の板を掲げる「信号標板」で行われていました。

そこに突然現れた色灯式の信号機。赤=止まれ、黄=注意、青=進んでよしという意味が世間に浸透しておらず、結果として信号無視や事故が多発したと伝えられています。ランプの上に「トマレ」「ススメ」と文字を添えていたのも、この混乱への対策でした。

ポイント: 今では当たり前の信号の意味も、導入当初は誰も知らない新しいルールでした。新しい仕組みが定着するまでには、いつの時代も混乱がつきものだったようです。

実は日本初ではない

「交通信号設置記念日」という名前から誤解されがちですが、日本で最初の自動信号機はこの日のものではありません。

時期できごと
1930年3月日比谷交差点に、米国製の中央柱式信号機が設置(日本初)
1930年12月京都市に、側柱式の国産第1号が登場
1931年8月20日銀座・京橋など34箇所に3色灯信号機が一斉設置

つまり8月20日は「日本初の信号機の日」ではなく、3色灯信号機が本格的に広まり始めた日という位置づけになります。

「緑なのに青信号」の理由

信号機の3つ目の色、実際には緑色をしているのに「青信号」と呼びます。これは日本語で古くから緑色を「青」と表現してきた慣習が関係しているとされ、青りんごや青葉なども同じ現象です。法令上も「青色」と定義されています。

よくある質問

Q. なぜ赤は右側(または上側)に配置される?

A. 最も重要な「止まれ」の合図を、街路樹などに遮られにくい位置に置くためとされています。横型信号機では、日本の交通事情に合わせて配列が定められています。

Q. 信号機はこれからどう進化する?

A. 電球式からLED式への切り替えが進み、老朽化した信号柱の更新やAIによる交通量に応じた制御なども研究が進められています。

出典・参考記事

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