左利きの日の由来
8月13日は「国際左利きの日」(International Left-Handers Day)。Xでもトレンド上位に入っています。
提唱したのはイギリスの団体「Left-Handers Club」で、1976年から続いているとされます。日付の由来は提唱者の誕生日にちなむという説が一般的ですが、由来については資料によって説明が分かれる部分もあります。
目的は「左利きを祝う」というより、右利き前提で作られた社会の不便さに気づいてもらうことにあります。
日本には別の「左利きの日」があった
実は日本にも独自の記念日がありました。
| 日付 | 名称 | 由来 |
|---|---|---|
| 8月13日 | 国際左利きの日 | イギリスの団体が提唱 |
| 2月10日 | 左利きグッズの日 | 「レ(0)フ(2)ト(10)」の語呂合わせ |
2月10日はもともと「左利きの日」でしたが、国際的な記念日と区別するため、2009年以降は「左利きグッズの日」に改称されています。
「左」は不吉?言葉に残る痕跡
英語のsinister(不吉な、邪悪な)は、ラテン語で「左」を意味する sinistra が語源です。フランス語のgaucheは「左」であると同時に「不器用な、洗練されていない」という意味を持ちます。
逆に「右」を意味する right には「正しい」という意味があり、フランス語の droit も「右」と「正しい」の両方を指します。
右利き前提でできている道具たち
言われてみないと気づきにくいものが多くあります。
- ハサミ — 左手で持つと刃が開いて切れにくい
- 急須 — 注ぎ口と取っ手の配置が右手前提
- 改札 — ICカードのタッチ面が右側にある
- お玉 — 注ぎ口が片側だけのタイプ
- ノート — リングやとじ部分が書く手に当たる
近年は左利き用のハサミ、包丁、定規、ギター、マウスなど専用品も増えています。
よくある質問
Q. 左利きの人はどれくらいいる?
A. 世界的におよそ1割前後とされることが多いですが、調査方法や「何をする手か」の定義によって数値は変わります。
Q. 両利きの人もいる?
A. います。ただし生まれつきの両利きは1%程度とされ、多くはもともと左利きの人が右手も使えるよう慣れた結果とされています。
Q. 教室の窓が左側にあるのはなぜ?
A. 右手で書くとき、手元に自分の影ができないようにするためと説明されます。左利きの人にとっては逆に影ができやすい配置です。
出典・参考記事