梅干の日の由来
7月30日は「梅干の日」です。「なが(7)いき(30)」という語呂合わせから、梅干しを食べると長生きできるという言い伝えにちなんで、和歌山県の梅干し生産者によって制定されたとされています。梅の生産量日本一を誇る和歌山県では、梅干しにまつわる記念日がいくつか制定されており、この日もその一つです。
なぜ土用の時期に梅干しなのか
7月30日は、二十四節気の「大暑」から「立秋」にかけての「夏の土用」の期間にあたります。実はこの時期は、梅干し作りの工程で欠かせない「土用干し」が行われるタイミングでもあります。塩漬けにした梅を、日差しの強い土用の時期に3日ほど天日干しすることで、余分な水分を飛ばし、うまみを凝縮させて保存性を高めます。梅干しと土用の時期が結びついているのは、単なる語呂合わせだけでなく、実際の梅干し作りの工程とも重なっているためです。
梅干しに期待される効果
梅干しの酸味のもとであるクエン酸には、疲労物質の分解を助ける働きがあるとされ、夏バテで疲れがたまりやすい時期の食事に取り入れやすい食材として知られています。また、汗で失われがちな塩分やミネラルを補える点も、暑い時期に食べられてきた理由の一つです。「梅はその日の難逃れ」ということわざもあり、朝に梅干しを1つ食べるとその日一日健康に過ごせるという言い伝えが古くから伝わっています。
選び方・保存のコツ
梅干しは塩分濃度によって味わいが大きく変わります。昔ながらの製法では塩分20%前後のものも多く長期保存に向きますが、近年は塩分を5〜8%程度に抑えた減塩タイプも人気です。減塩タイプは保存性がやや劣るため、開封後は冷蔵庫での保管がおすすめです。購入時は、果肉がやわらかくふっくらとしたもの、果汁が容器の底にたまっているものが良品の目安とされています。
あると便利なアイテム
梅干しを楽しむ・備えるために
- 梅干し用の保存容器・梅壷 — 塩分の多い食品でも傷みにくい陶器製が定番
- クエン酸配合の熱中症対策タブレット — 汗をかきやすい時期の塩分・ミネラル補給に
- 減塩・はちみつ味など食べ比べセット — 好みの塩分・味わいを見つけたい人向け
よくある質問
Q. 梅干しは毎日食べても大丈夫?
A. 塩分を多く含む食品のため、食べ過ぎには注意が必要です。1日1〜2個程度を目安にする、といった紹介がされることが多いですが、持病がある場合は医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。
Q. 「土用干し」はいつも7月30日にやるの?
A. 決まった日付があるわけではなく、夏の土用の期間中で晴天が3日ほど続くタイミングを見て行われます。年によって多少前後します。
出典・参考記事