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LIFESTYLE / 国際デー

8月12日「世界ゾウの日」。語呂合わせじゃない記念日

2026.08.12 / 話題キーワード: 世界ゾウの日

水場に集まり水を飲むゾウの群れのモノクロ写真
写真:Unsplash / Richard Jacobs(イメージ)

この記事の内容

  1. 語呂合わせではない由来
  2. 始めたのは映画監督と保護団体
  3. ゾウはいまどうなっている?
  4. 日本の「象の日」は別にある
  5. よくある質問

語呂合わせではない由来

日本の8月の記念日は「ハ(8)チ」を使った語呂合わせが大半ですが、この日は違います。

2012年8月12日に第1回が実施された、その日付がそのまま記念日になったという成り立ちです。数字の読みではなく、実際に行動が起きた日が由来になっているタイプにあたります。

始めたのは映画監督と保護団体

制定したのは、カナダの映画監督パトリシア・シムズ氏と、タイに本部を置く保護団体「Elephant Reintroduction Foundation」です。

国連のような国際機関が決めたものではなく、ゾウの現状を取材していた個人の問題意識が出発点になっています。2024年時点では100を超える団体がパートナーとして参加する規模に育ちました。

ポイント: 「ゾウをお祝いする日」ではなく「ゾウのいまを知って行動する日」。動物園の企画が学習イベントの形をとることが多いのは、この趣旨があるためです。

ゾウはいまどうなっている?

アフリカゾウの推定個体数の推移を見ると、減少の規模がわかります。

時期アフリカゾウの推定数
1979年約130万頭
2016年約41万5千頭

2021年、国際自然保護連合(IUCN)はアフリカゾウを2種に分類し直し、サバンナゾウを「絶滅危惧」、森林ゾウを「深刻な危機」と評価しました。アジアゾウは4〜5万頭にとどまるとされています。

要因は象牙目的の密猟だけではありません。農地の拡大による生息地の縮小や、人とゾウが同じ土地を使うことで起きる衝突も大きな問題とされています。

日本の「象の日」は別にある

日本には4月28日の「象の日」という別の記念日があります。

由来は1729年(享保14年)、交趾国(現在のベトナム)から献上されたゾウが江戸に到着した日。多くの人が初めてゾウを目にした日として記録されています。世界ゾウの日が「保護を考える日」なのに対し、こちらは「日本人とゾウの出会いの日」という性格です。

よくある質問

Q. 日本でも何かイベントがある?

A. 京都市動物園や天王寺動物園など、この日にあわせて解説イベントを行う施設があります。実施内容は年や施設によって異なるため、公式サイトの確認をおすすめします。

Q. ゾウの鼻は人間の鼻が伸びたもの?

A. 正確には違います。鼻と上くちびるが一体化して発達した器官で、骨がなく、非常に多くの筋肉で構成されているため柔軟に動かせます。

出典・参考記事

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